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カンタスA380主翼内に亀裂が発見されました

    Qantas Discovers Cracking In A380 Wing Parts aviationweek.com Feb 8, 2012 カンタスは保有するエアバスA380の一機で主翼リブの基部で髪の毛大の亀裂が見つかったため運航からはずし、エアバスが修理を勧告するかを見極めようとしている。 カンタスは亀裂は「ごく小さい」として、欧州航空安全庁(ESA)が点検ガイドラインを示したもっと深刻な「第二種」の亀裂とは違うとする。カンタスが発見したのは合計2,000のリブのうち35の基部部分だ。 カンタスは点検記録をエアバスに送り、同社から修理の必要あり、あるいは単純に次回点検時でチェックすれば良いとの回答が来るかを待っている。どちらにせよ問題の機体は一週間以内に路線運行に復帰する見込み。 同機登録番号VH-OQFは1月7日にインド上空で大規模なタービュランスに遭遇している。シンガポールで目視検査を受け、シドニーへの飛行は許可された。ただし、エアバスからは「追加的に予防検査」の要請が来たという。 そこで検査したところ、毛髪状の亀裂が複数発見された。カンタスは亀裂は1月7日のタービュランスとは無関係とのこと。. 同様の毛髪状の亀裂は別の機体VH-OQAでも発見されている。同機は2010年11月4日にエンジン部品の脱落事故を起こしており、シンガポールで点検を受けていた。 今のところこの二機のカンタス保有機でのみ亀裂は見つかっている。EASAが求めているのは1,300飛行時間のサイクルでA380の点検をすべしというもの。カンタスのA380は各機まだこのサイクルまで飛行していない。 VH-OQAの亀裂はすでに修理済みだが、同機はまだシンガポールに駐機している。カンタスから本誌に同機は3月末にオーストラリア本土に戻す予定との発言があった。ただ同機はテスト飛行をまだ開始していない。