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主張 航空事故が低くなっている現況をこのまま守るため何が必要か

お気づきかもしれませんが、今年は航空事故がかなり少なくなっており、過去5年平均の事故数、死傷者数を大きくしたまわっています。今年もほぼあと一か月ですが、このまま推移すれば画期的と言えます。当然5年前より航空業界の輸送実績も増えていますので今までの努力が実を結びつつあるのか、たまたま偶然に助けられているのかはわかりませんが、この分野で知見を持つジョン・ビーティ―が以下提唱されていますので耳を傾けてみましょう。   Opinion: How To Keep Accidents Low As Air Traffic Increases 主張:航空交通量が増える中で航空事故を低く抑えるためにすべきこと Nov 20, 2017 Jon Beatty | Aviation Week & Space Technology http://aviationweek.com/commercial-aviation/opinion-how-keep-accidents-low-air-traffic-increases?NL=AW-05&Issue=AW-05_20171121_AW-05_167&sfvc4enews=42&cl=article_1&utm_rid=CPEN1000000962396&utm_campaign=12731&utm_medium=email&elq2=8d247d0ab82e4d5eb827cbff55518a12 ビジネス航空、商用航空ともに今年は事故実績が圧倒的に低いまま推移しており、航空安全が実現しているように見える。業界はそのほかの問題に関心を移しているが、このまま関心を低下させたままでいいのか。世界規模で航空交通量は今後20年間で倍増するので、安全実績が安定しても事故数そのものが増加しておかしくないのだ。 歴史的な事故発生率の低下と裏腹に事故が増えるとの見方もあり事故調査報告を読み取り次の段階の安全策を考えるべき時だ。通常の調査手法では単純な因果関係に着目することが多いがそれで潜在的要因すべてを洗い出すことは不可能であり、航空安全の専門家ジェイムズ・T・リーズンが呼ぶ「イベント軌道」に着目すべきで、望ましくないインシデントやアクシデントが発生するとの考

軍事航空事故 8月5日 米海兵隊オスプレイ三名死亡?

3 Marines Missing Off Australia Following MV-22 Mishap; 31st MEU, Bonhomme Richard Leading Search オーストラリア沖でMV-22が墜落し海兵隊員3名が行方不明、第31MEUとボンノムリチャードが捜索中   By: Sam LaGrone August 5, 2017 9:30 AM • Updated: August 5, 2017 10:01 PM https://news.usni.org/2017/08/05/u-s-troops-missing-off-australia-following-marine-mv-22-mishap-31st-meu-bonhomme-richard-leading-search 写真 MV-22Bオスプレイ(海兵隊中型ティルトローター飛行隊VMM-265所属が揚陸強襲艦USSボンノムリチャード(LHD-6)への着艦に備え接近中。 Aug. 3, 2017. US Navy Photo. MV-22がオーストラリア沖で5日東部標準時午前2時ごろ墜落し行方不明の海兵隊員3名の捜索が続いている。第三海兵遠征部隊が声明を発表した。 それによるとボンノムリチャード遠征打撃群(ESG)と第31海兵遠征部隊(MEU)が捜索中で救難活動にあたる。事故ではそのほか海兵隊員23名が救難されている。 「事故機は海兵隊中型ティルトローター飛行隊265所属で第31海兵遠征部隊(MEU)で運用中だった。同機はUSSボンノムリチャード(LHD-6)から発進し、通常の運航中だったが海中に墜落した」と声明文が述べている。 「艦から小舟艇航空機が直ちに現場に向かい捜索救難活動にあたった。第31MEUはボンノムリチャードESGとインドアジア太平洋地区へ通常の予定で展開中だった」 オーストラリア国防省からは機内にオーストラリア軍隊員は登場していないと発表があった。 「米海兵隊所属MV-22オスプレイ一機がショールウォーター沖合で事故にあったとの報告を受けた」とマライズ・ペイン国防相が発表。「オーストラリア国防軍関係者は同機に搭乗していない。捜索救難活動は米国主導で行っている」 NBCニュ

6月7日ミャンマー軍機墜落の原因は悪天候、しかし謎が残る

  Bad weather caused deadly plane crash, military says ミャンマー軍機事故の原因は悪天候だったと軍が発表 墜落事故の翌日に犠牲者遺体を運ぶ現地住民。. (AFP) Wednesday, July 19, 2017 By AFP http://www.frontiermyanmar.net/en/bad-weather-caused-deadly-plane-crash-military-says 先月発生のミャンマー軍機の墜落で搭乗122名全員が死亡した事故は同国最大の事故となり同国国営通信は原因は悪天候だったと7月19日に伝えている。 中国製陝西Shaanxi Y8軍用輸送機は南部ミエイクからヤンゴンに向け飛行途中にアンダマン海に墜落した。 事故後に海軍と漁船団がモンスーン暴風雨の中で遺体数人分を回収したが軍関係者の配偶者、子どもが大部分だった。 回収されたブラックボックスに録音されていた音声記録から同機は主翼に着氷があり急降下し向かい風の中でエンジンが停止したと国営通信は伝えている。 ミエイク離陸後三十分ほどで航空管制は同機との交信を失い、その時点で18千フィートで飛行していたと以前に軍が発表していた。 「事故は悪天候で機体制御を失い、失速し急降下して発生」と国営通信は発表。事故調査は完了し「サボタージュ、爆発、エンジン不調は排除」したという。現在ミャンマーはモンスーンの季節だが当時該当地区で暴風雨は見つかっていなかった。 ジャカルタの独立航空事故専門家ジェリー・スジェトマンによれば大気圏上層部の悪天候は地上かラ探知不可能で主翼やエンジン内部に着氷効果を与えることがあるという。だが通常はパイロットは気象レーダーで雲を回避するはずだという。「嵐雲だったとしたらなぜ突っ込んでいったのか」と疑問をAFPに述べた。 ブラックボックスを解析したのはミャンマーとオーストラリアで後者はマレーシアエアラインズMH370便の消息不明事件でも機体捜索にあたった。 ミャンマー国軍ではこれ以外にも深刻な事故が続いている。昨年2月には空軍機ガネピドー離陸直後に炎上し5名が死亡した。6月にはMi-2ヘリコプターがバゴ地区で丘陵地に墜落し陸軍将

2017年7月10日、ミシシッピ州、米海兵隊KC-130T、16名死亡

今年は航空事故が例年より少ないのですが、軍事航空での事故がそれだけ目立っています。ASN調べでは過去平均を大幅に下回る死亡事故ですが、このままですむはずはなく、今後も要注意です。皆さんもお気をつけてください。 発生日: Monday 10 July 2017 時間: ca 16:30 機種: Lockheed KC-130T Hercules 運航者: United States Marine Corps 機体登録番号: 不明 製造番号: 初飛行年: エンジン:        乗員搭乗数死亡数: Fatalities:  / Occupants: 乗客搭乗数死亡数 Fatalities: / Occupants: 乗員乗客死亡数    Fatalities: 16 / Occupants: 16 機体損傷度: Destroyed 機体処分: Written off (damaged beyond repair) 事故地点: 11 km (6.9 mls) WSW of Itta Bena, MS (    United States of America ) 事故発生時: En route (ENR) フライト種別 Military 出発地空港: Cherry Point MCAS, NC (KNKT) , United States of America 目的地空港: El Centro-Naval Air Field, CA (NJK/KNJK) , United States of America 便名: なし 米海兵隊予備役部隊のKC-130Tハーキュリーズが大豆畑に墜落し炎上した。搭乗16名は全員死亡。 同機はチェリーポイント海兵隊航空基地(ノースカロライナ)からエルセントロ海軍飛行場(カリフォーニア)に人員装備の輸送中だった。現地目撃者の談では同機はらせん状に落下し地表に激突したという。 C-130の喪失はこれで306機目となった。

2017年7月4日 ヴェネズエラ ガルフストリームIII 9名死亡

発生日: Tuesday 4 July 2017 時間: 13:43 機種: Gulfstream Aerospace G-1159A Gulfstream III 運航者: SATA-Serv. Coord. de Transp. Aéreo del Ejecutivo Nac'l 機体登録番号: YV2896 製造番号: 469 初飛行年: 1986 エンジン:        4 Pratt & Whitney PW4056 乗員搭乗数死亡数: Fatalities:  / Occupants: 乗客搭乗数死亡数 Fatalities: / Occupants: 乗員乗客死亡数    Fatalities: 9 / Occupants: 9 機体損傷度: Destroyed 機体処分: Written off (damaged beyond repair) 事故地点: 50 km (31.3 mls) WNW off Macanao (    Venezuela ) 事故発生時: En route (ENR) フライト種別 Official state flight 出発地空港: Porlamar-del Caribe Santiago Mariño International Airport (PMV/SVMG) , Venezuela 目的地空港: Caracas-Simón Bolívar International Airport (CCS/SVMI) , Venezuela 便名: ガルフストリームIIIビジネスジェットがヴェネズエラのマカナオ沖海上に墜落した。ヴェネズエラ政府が運航していた。 ヴェネズエラ海洋SAR機関ONSAの発表では初期調査内容だが同機の油圧系統で故障が発生し、機体操縦が困難になり、ポラマール空港から40カイリ地点で墜落した。高度3,000フィートを飛行中と乗員からの報告が入った三分後に墜落している。 事故翌日に二人の遺体が回収されたが、残る7名はまだ見つかっていない。事故で全員死亡したと

2017年6月7日 ミャンマー空軍陝西Y-8(Ant-12) 122名死亡

Date: Wednesday 7 June 2017 Time: 13:35 機種: Shaanxi Y-8F-200W 運航者: Tatmadaw Lei (Myanmar Air Force) 機体登録番号: 5820 C/n / msn: 初飛行念: 2016 飛行時間合計: 809 乗員: Fatalities: 14 / Occupants: 14 乗客: Fatalities: 108 / Occupants: 108 合計: Fatalities: 122 / Occupants: 122 機体損傷度: Destroyed 事故地点: off Dawei (    Myanmar ) 事故発生時の状況: En route (ENR) フライト種別: Military 出発地空港: Myeik Airport (MGZ/VYME) , Myanmar 目的地空港: Yangon-Mingaladon Airport (RGN/VYYY) , Myanmar ミャンマー空軍所属の陝西Y-8-200F輸送機が海上に墜落した。ミェイクからヤンゴンに向かっていた。同機からの最後の連絡はダウェイ西約20マイル地点だった。 同機は軍人軍属を乗せヤンゴンを離陸後、ダウェイ、ミェイク、ボクピンに向かった後、ミェイク経由でヤンゴンに戻る途中だった。ミェイクに11:55に到着し、13:06に出発している。同機は高度FL180に上昇後、海岸線に沿って飛行した。最後の連絡は13:35で、その時点の位置は13.48, 98.02だった。 翌日にミャンマー海軍がアンダマン海上で機体残骸と遺体31名分を発見。さらに同日中に追加遺体10名が見つかり、生存は絶望と見られる。