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11月28日 AMIA Bolivia 事故 情報追加 死亡71名に修正です




死亡者 乗員 9名搭乗中7名
    乗客 68名搭乗中64名
 
合計 死亡71名

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  1. AMIA BoliviaのLMI2933便(機材Avro RJ85)はコロンビア・メデジン南方の山地に墜落し全損した。同機にはブラジルのシャペコエンセ・サッカーチームが搭乗しており、メデジンでの試合に移動中だった。
  2. コロンビア航空当局は生存者6名があったことを発表。うち2名は乗員で乗客は4名だった。乗客の一名は搬送途中で死亡している。その後の捜索活動でもう一名が見つかっている。
  3. メデジン空港当局からは同機が緊急事態を宣言し、電気系統の異常を伝えてきたという。
  4. 未確認情報では同機は燃料切れになったとする。サンタクルスからメデジンまでの直線距離は2960キロある。RJ85は燃料満載で100カイリの余裕含めエンジン始動から3772キロだ。ペイロード満載では1994キロが最長飛行距離となる。
  5. 運行会社LAMIAの幹部は現地報道機関に当初のフライトプランはサンパウロからメデジンまで途中ボリビア北部のコビハで燃料補給する予定だったと述べた。だがLAMIAはブラジル航空当局から飛行許可を得られなかった。ブラジル-ボリビア2国間での取り決めが無いことを理由。サッカーチーム・シャペコエンセはそのためまずボリビアのサンタクルスへ定期便で移動しており、コビハは燃料補給地点として使えなくなった。同空港が夜間閉鎖されるためと同社は説明した。
  6. Flightradar24による機体追尾情報からは同機がメデジンに少なくとも2回飛来していることが判明した。8月22日と8月25日に同機はサンタクルス-コビハ-メデジンを飛んでいる。うち、8月25日にコビハを 07:06 UTC(現地時間03:06)に出発している。
  7. 11月28日にサンタ・クルスを 22:18 UTCに出発している。最後のレーダー接触は02:55 UTC (現地時間21:55)だった。



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