いよいよ2020年も終わろうとしています。COVID-19のため世界的に運航回数が減っていることもあり、今年は全体としては安全な年になりました。それでも以下の重大事故が発生し、犠牲者が発生しています。当ブログではFlight Safetyの統計をそのまま掲載しており、その定義配下のとおりです。 Figures based on the fatal aircraft accidents involving commercial (passenger or cargo) flights of aircraft of which the basic model has been certified for carrying 14 or more passengers. 2020年の実績は以下のとおりです。結果として5カ年平均を下回りました。 新年明けにいきなり176名死亡の大事故（イランによるミサイル誤射）から始まり、どうなるかと思いましたが、幸いにも大型事故は5月のパキスタン事故除けば発生しておらず、これが平均値を下回る数字につながったのでしょう。 Safety indicator 2020 accidents fatalities 2020 8 315 5-yr-avg. 13 340 ! commercial (passenger & cargo) accidents only date type registration operator fat. location pic cat 1 08-JAN-2020 Boeing 737-8KV (WL) UR-PSR Ukraine International Airlines 176 Sabashahr C1 2 05-FEB-2020 Boeing 737-86J (WL) TC-IZK Pegasus Airlines 3 Istanbul-Sabiha Gökçen International Airport (SAW) A1 3 17-MAR-2020 Cessna 208B Super Cargomaster N274PM Planemasters 1 La Crosse, Rush County, KS A1 4 04-MAY-2020 Embraer EMB-120RT Brasilia
航空事故のデータを速報します。無味乾燥と言われようがまず事実を伝えます。事故の概要が判明することで当初伝えた内容を適宜アップデートします。空の安全のために役立てれば幸いです。