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iPhoneが機内で発熱、あわや機内火事に

                              Lithium Powered iPhone Burns On Airliner aviationweek.com Nov 30, 2011     リチウム電池の過熱事故が機内で発生して安全調査中だ。今回はIPhone4が原因でオーストラリアのリージョナルエキスプレスエアライン(Rex)のサーブ340B機内で発生。11月25日ZL319便がリスモアから目的地シドニーに着陸した直後だった。   同社の報告によるとiPhoneから「濃い煙が相当量発生し、その後本体が赤く輝きだし、客室床に落ちた」とのこと。   iPhone4にはリチウムイオン電池がつかわれており、過熱問題をおこしたノート型パソコンや家電製品と同じだ。FAAは事故発生により同電池の機内もちこみについて注意喚起と指導を行っている。 今回は客室乗務員が消火器で対応し、乗客乗務員にけがは無かった。   Rexは事件発生をオーストラリア運輸安全局(ATSB)ならびに民間航空安全局に通報し、問題のiPhoneはATSBにひきわたされており原因究明を待っている。

ロシア航空安全確保に大統領が乗り出しました

Russia Makes Big Moves as Fatalities Mount aviationweek.com Sep 16, 2011 直 近で発生したヤコブレフYak-42事故はロシア航空業界に深刻な影響を及ぼしそうだ。メドベージェフ大統領が航空安全の抜本的改善を求め、西側航空機材 導入が簡単にできるようにする一方、エアライン会社数を大幅に減らし、航空安全の監督制度にもテコ入れを施そうとしている。 事 故機は機齢18年の三発旅客機でヤロスラブリ空港を離陸中に墜落し、乗員乗客44名が死亡している。同機はチャーター航空会社Yak-Serviceが運 行しており、地元のホッケーチームをベラルシのミンスクまで運ぶ予定だった。同機は必要な速度と高度を得られないまま滑走路をオーバーランし地面に激突し たもの。 同機のデータレコーダーの予備調査では操縦系統、エンジンはともに正常に作動していたが、昇降舵とフラップは離陸の位置に入っていたことが判明。空港の当時の天候状況は離陸を中止するようなものではなかった。 運 輸大臣イゴール・レビティンIgor Levitinは「操縦クルーは立派な資格をもっていた。機長は第一級でYak-42操縦1,500時間の経験があり、副操縦士も400時間以上の経験が あった」と発表。離陸前にクルーは飛行制御機能のチェックをしていたと州間航空委員会(IAC)関係者は明らかにしている。事故調査はIAC主導でおこな われ、ボイスレコーダーの解析および機体破片から墜落原因を究明することを目指してい多数 ロ シアではこのところ墜落事故が多数発生しており、航空安全基準そのものに対する疑問が生じている。アントノフAn-12貨物機事故(8月9日)で死亡11 名、アントノフAn-24でエンジン火災が発生し緊急着陸する事故がトムスクで発生し7名が死亡している。6月20日にはツポレフTu-134が悪天候の 中ペトロザボドスク空港へのアプローチ中に不時着し死亡47名。1月1日のツボレフTu-154B2事故はスルグト空港のタキシー中で3名が死亡してい る。他にヘリコプター、小型機では相当数の事故が発生している。 2011年に入って死亡事故は19件発

9月7日 ヤコブレフ42 死亡44名

事故発生日: 07 SEP 2011 事故発生現地時間 16:05 MSK 機種 Yakovlev 42D 運航者 YAK Service 機体登録番号 RA-42434 同上製造番号 4520424305017 同上初飛行年 1993 発動機 3 Lotarev D-36 乗員 Fatalities: / Occupants: 8 乗客 Fatalities: / Occupants: 37 合計 Fatalities: 44 / Occupants: 45 機体損傷度 Destroyed 機体取扱い Written off (damaged beyond repair) 事故発生場所 2 km (1.3 mls) from Yaroslavl-Tunoshna Airport (IAR) ( Russia ) 事故発生時の飛行状況 Initial climb (ICL) 運航形態 Int'l Non Scheduled Passenger 出発空港 Yaroslavl-Tunoshna Airport (IAR) (IAR/UUDL) , Russia 目的地空港 Minsk-1 International Airport (MHP) (MHP/UMMM) , Belarus . ヤ コブレフ42旅客機がロシア・ヤロスラフル空港 (IAR)滑走路から約2キロメートル地点で墜落した。42名が死亡、1名が重傷。同機はアイスホッケーチーム・ロコモティブヤロスラフルのメンバーが登 場していた。.ロシア航空委員会によると同機の墜落は事故によるもの。RA-42433機であると確認された。

8月20日 ボーイング737-200 12名死亡

事故発生日: 20 AUG 2011 現地時間 12:50 機種 Boeing 737-210C 運航者 」 First Air 登録番号 C-GNWN 製造番号 21067/414 初飛行年、機齢 1975-05-08 (36 years 4 months) エンジン 2 Pratt & Whitney JT8D-9A (HK3) 乗員 Fatalities: / Occupants: 4 乗客: Fatalities: / Occupants: 11 死亡者合計 Fatalities: 12 / Occupants: 15 損傷程度: Written off Airplane fate: Written off (damaged beyond repair) 事故発生地点 near Resolute Airport, NU (YRB) ( Canada ) 事故発生時状況 Approach (APR) 運航種別 Domestic Non Scheduled Passenger 出発地空港 Yellowknife Airport, NT (YZF) (YZF/CYZF) , Canada 目的地空港 Resolute Airport, NU (YRB) (YRB/CYRB) , Canada フライト番号 6550 ボー イング737-200旅客機がリゾリュートベイ空港YRB(カナダ・ヌナブット準州)へのアプローチノ途中出墜落した。同機には乗客11名と乗員4名が搭 乗していたが、現時点では12名死亡、3名負傷とみられる。同機はイエローナイフ空港YZF(カナダ・ノースウェスト準州)を出発した国内線6560便 だった。事故発生時 (12:50 local / 17:50 Z)の天候情報は以下のとおり。 METAR CYRB 201900Z 15008KT 8SM VCFG OVC006 07/06 A2985 RMK SC7 VIS N-E 3 FG TOP OF HILL SLP113=

8月9日アントノフ12A 11名

事故発生日 09 AUG 2011 事故発生時刻 07:34 MSK 機種 Antonov 12A 運航 元 Avis-Amur リース 元 KnAAPO 登録番号 RA-11125 製造番号 3341006 初飛行年 1963 乗員・死亡 Fatalities: 11 / Occupants: 11 乗客・死亡 Fatalities: 0 / Occupants: 0 合計 Fatalities: 11 / Occupants: 11 事故後の機体状況 Written off 事故発生地点 10 km (6.3 mls) from Omsukchan ( Russia ) 事故発生時の状況 En route (ENR) 出発地空港 Magadan Airport (GDX) (GDX/UHMM) , Russia 目的地空港 Keperveem Airport (UHMK) , Russia ア ントノフ12貨物機RA-11125がオムスクチャンから10キロメートル地点で墜落した。同機は乗員11名と17.58トン貨物を搭載。乗員から燃料漏 れとエンジン火災の報告が入っており、マガダンへ戻ると宣言していた。だが、同機はマガダンまで到達できず連絡を絶った。墜落地点は事故翌日に判明し、生 存者はなし。RA-11125はロシア商用航空機の中で最高齢機体だった。

AF447便事故 失速を認識していなかった可能性

AF447 Pilots Never Formally Identified Stall aviationweek.com Jul 29, 2011 フランス事故捜査当局BEAは2年前に発生したAF447便事故の背景にパイロット訓練の欠陥があることを発見した。 今回明らかになったひとつが「高高度で速度表示が信頼できない表示になっている際の手順および手動操縦の訓練を同機副操縦士が受けていない」こと。 AF447事故機の正操縦士は墜落に至る一連の状況が発生した時点で休息していた。同機はリオデジャネイロを出発し、パリに向かっていた。2009年6月1日の事故で搭乗乗客乗員238名が死亡している。 ま た報告書では事故発生時点で正副操縦士がどのように同機を操縦していたで複数の疑問を呈している。「ピッチ姿勢と昇降速度のちがいを読み合わせる標準手順 が守られていなかった」とし、さらに「操縦士のどちらも失速警報に注意を払っていなかった」上に「操縦士全員に失速の認識がなかった」としている。 . この間の最初の90秒で機長は操縦席の外で休息していたが、飛行担当外パイロット(PNF)の呼び出しを受けて戻っている。その時点で操縦を担当していた操縦士は三名のパイロットの中で経験が一番浅かった。 今回の中間報告でBEAは安全確保の10項目を提言している。各国規制当局は訓練課程、点検項目を見直して、「手動操縦技術を目標にした訓練を定期的に行う」べきとしている。この訓練には高高度における失速状況からの回復を含むべきとしている。 . あわせてBEAは各国当局に副操縦士二名搭乗時での機長の役割を明確に定義するべしと提言している。また操縦席において迎え角表示を操縦士が参照できるようにするべきともしている。 BEAは操縦席内にカメラを設置し、計器盤全部を記録する案を提唱している。その画像記録は厳格に定義された規則のもとで活用するべきともしている。 画像データはエアラインの運行管理センターに送付され、緊急時に該当機を特定することができるようになる。BEAは各国当局は緊急時無線発信機(ELT)の設置を義務付けることを検討すべきとも提言している。 最 終

7月28日アシアナ航空B747-F 2名死亡

事故発生日 28 JUL 2011 時刻 04:12 機種 Boeing 747-48EF 運航者 Asiana Airlines 登録番号 HL7604 製造番号 29907/1370 初飛行、機齢 2006-02-15 (5 years 5 months) 発動機 4 General Electric CF6-80C2B1F 乗員 Fatalities: 2 / Occupants: 2 乗客 Fatalities: 0 / Occupants: 0 死亡者合計 Fatalities: 2 / Occupants: 2 機体状況 Destroyed 今後の取扱 Written off (damaged beyond repair) 事故発生地点 112 km (70 mls) W off Jeju, South Korea [East China Sea] ( Pacific Ocean ) 事故発生時の状況 En route (ENR) フライト種類 Cargo 出発地空港 Seoul-Incheon International Airport (ICN) (ICN/RKSI) , South Korea 目的地空港 Shanghai-Pudong International Airport (PVG) (PVG/ZSPD) , China フライト番号 991 ボー イング 747-400F 貨物機(登録番号HL7604)が韓国済州島沖合海上に墜落し、搭乗していたパパイロット二名が死亡した。同機はインチョン国際空港(ICN)を 03:05時に出発し、上海浦東国際空港(PVG)へ飛行中であった。離陸後およそ1時間後に乗員からATCに火災発生で、済州島に航路を変更するとの連 絡が入った。同機は58トンの貨物を搭載しており、その中には0.4トンのリチウム電池、塗料、アミノ酸溶液、合成樹脂といった危険性のあるものが含まれ ていた。

7月11日 アントノフ24 死亡6名

事故発生日 11 JUL 2011 事故発生時間 11:55 機種 Antonov 24RV 運航者 Angara Airlines 登録番号 RA-47302 機体番号 57310302 フライト番号 1975 搭載エンジン 2 Ivchenko AI-24VT 乗員(死傷者) Fatalities: 0 / Occupants: 4 乗客(死傷者) Fatalities: 6 / Occupants: 33 合計 Fatalities: 6 / Occupants: 37 機体損傷度 Written off 事故発生地点 near Strezhevoy ( Russia ) 事故発生時点の飛行状態 En route (ENR) 事故機の運航形態 Domestic Scheduled Passenger 出発地 Tomsk-Bogashevo Airport (TOF) (TOF/UNTT) , Russia 目的地 Surgut Airport (SGC) (SGC/USRR) , Russia フライト番号 5007 ア ントノフ24RV旅客機(登録番号RA-47302)がロシア・オブ河に墜落し、乗客7名が死亡した。同機はトムスク(TOF)を現地時間10:10に出 発し、スルグート(SGC)を目的地とする国内線SP5007便だった。11:48ゴロ同機パイロットからエンジン火災の報告があり、緊急着陸を実施する と伝えてきた。同機はストレゼヴォイ空港近くのオブ河に突入し墜落した。

7月6日イリューシン76 死亡9名

事故発生日: 06 JUL 2011 時刻 00:10 機種 Ilyushin 76TD 運航者 Silk Way Airlines 機体登録番号 4K-AZ55 初飛行年 2005 乗員 Fatalities: 9 / Occupants: 9 乗客: Fatalities: 0 / Occupants: 0 合計 Fatalities: 9 / Occupants: 9 機体損傷度 抹消 事故発生場所 ca 25 km from Bagram Air Base (BPM) ( Afghanistan ) 発生時の状況: En route (ENR) フライト種類 Cargo 出発地 Baku-Heydar Aliyev International Airport (GYD) (GYD/UBBB) , Azerbaijan 目的地 Bagram Air Base (BPM) (BPM/OAIX) , Afghanistan イ リューシン76TD貨物機がアフガニスタン・バグラム空軍基地近郊で墜落損傷した。同機は標高3,800メートルの山腹に激突したとの報告がある。同機は NATO向け18トンの積荷を搭載していた。アゼルバイジャン・バク空港を現地時間21:26に離陸、同機との最後の交信は00:10と同時にバグラムか ら25Kmの山腹で閃光と火災が目撃されている。