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未だ真相不明のMH370便消息不明事件で、中国法廷が遺族向け補償金請求の審理を開始

Photo: ahmad.faizal | Shutterstock MH370便の失踪は 来年で 10周年になる。 MH370便の悲劇に関連した支払い請求に対する法廷審理が中国でまもなく始まる MH370便と乗客の運命はいまだ不明。 MH370便の捜索は2018年に打ち切られたが、破片などの証拠から、失踪の原因と思われる点で知見が得られている マ レーシア航空370便(MH370)の犠牲者の親族が補償金を受け取る可能性が出てきた。遺族の代理人が11月17日金曜日にこのニュースを明らかにした。MH370便がインド洋南部上空で消息を絶ち10年近くが経過している。様々な説が浮上しているが、ボーイング777-200ER型機と乗客の運命に関する決定的な説明は今もない。 航空機の失踪原因が未解明のため、マレーシア航空の正確な金銭的債務も不明のままである。これまでのところ、航空会社や乗務員に対する告発はないが、遺族は補償を望んでいると伝えられている。 ABC Newsによると、Jiang Hui氏の母親はMH370便に乗っていた。通知を受け取った後、彼は11月27日に法廷審問が始まり、12月中旬まで続くとソーシャルメディアに書き込んだ。ホイは、失われた人々の親族のための正義への希望をこう表明した: 「中国の法律が、過去10年間一銭の補償も謝罪も受け取っていない遺族に正義をもたらしてくれることを願っています。154人の中国人を含む239人の命が失われたことは、恥ずべきことです」。 ABCニュースは、中国の法制度は曖昧であり、刑事罰が決定できない場合、裁判官が法的または金銭的処罰を下す自由範囲が広いと指摘している。概要によると、北京の朝陽区中間裁判所で審理される予定だが、同裁判所のウェブサイトにはそれ以上の情報は掲載されていない。 MH370の捜索は、4年間にわたる激しい捜索の後、2018年に打ち切られた。それ以来、研究者たちは同機の運命の理由を説明するのに役立ちそうな証拠を発見してきた。最近では、マダガスカルの海岸に流れ着いた破片が、MH370便が意図的に墜落させられたとの説に貢献している。 7月には、一旦は海洋ゴミとして処理された破片が、MH370便の機首ホイールドアの一部だと確認された。40点以上の破片が発見されたものの、機体の大部分はまだ見つかっていないため、謎は未解決のま...

MH370便事故>漂着したフラペロンからわかること、わからないこと

(T1, T4同時配信)一般報道ではみつかった部材を正確に描写しているものは少なかったように思いますが、さすがにAviation Weekは背景含め詳細に伝えていますので、ここに掲載することにします。なお、記事のあとで正式にみつかったフラペロンがMH370便のものであることが判明しています。捜索はむしろこれからですね。 Found Flaperon Fits MH370 Profile Jul 30, 2015   John Croft and Guy Norris | Aviation Daily http://aviationweek.com/commercial-aviation/found-flaperon-fits-mh370-profile-0 16ヶ月にわたり精密な探査を展開してきたにも関わらず、マレーシア航空370便の痕跡は全く発見できていなかった。今回ボーイング777-200ERの機体の一部がはじめて発見されたが、使われた手段はごく簡単なものだった。ラレユニオン島に7月29日に波により運ばれた部品はオーストラリアが同機の燃料が完全になくなった地点とする範囲から西に2,500カイリ地点だった。 同機に何が起こったのかを完全に説明するにはまだ数年かかるだろうが、依然として同機の胴体部分はオーストラリア西方の南インド洋55,000 km2 のどこにあるのか特定できていない。捜索活動は最終的に 120,000km2 にまで広がるかもしれない。 今回発見された部品はMH370と公式には関連付けられていないが、発見されたとの報でマレーシア調査団がフランス海外県に駆けつけ、ボーイング777の右主翼のフラペロンである可能性が大と判断されている。フラペロンは軽量で密閉された複合材製部品で浮力がある。 内側外側それぞれのフラップの間に取り付けるフラペロンは動力により制御し、フラップとエルロンの双方の機能を果たす。今回発見された物体は777のフラペロンの形状と一致し、内部に記された番号はボーイングの整備マニュアルで定めた右フラペロンと一致する。 今後はフランス事故調査機関BEAのあるパリ郊外に運ばれる。 今回の発見から同機の最後の数分間の解明につながるかもしれない。墜落地点の推定には一時間ごとの衛星通信システム...

3月13日マレーシア運輸大臣記者会見の骨子

Transmission Reports 'Inaccurate,' Malaysian Airlines Says By Jeremy Torr Source: AWIN First aviationweek.com March 13, 2014 マレーシア航空は本日行方不明中のMH370便のACARS自動航空機情報発信システムがレーダー画面から消えてから数時間にわたり送信をしていたとの報道があると発表した。 「エンジンのデータが送信されていたとの報道は不正確です」とマレーシア国防相兼運輸相代理ヒシャムディン・フセインが記者会見で語った。「ボーイングとロールスロイスからは先週土曜日午前1時07分以降はACARSは一切受信していないと聞いている」 同時に同大臣は中国から発表された衛星画像は「誤って公開されてしまったもの」と言及した。 同時に画像の撮影された地域はすでに捜索済みだが何も見つからなかったという。 これまで発表されたレーダーのデータについて同大臣は各当局の連携は前例のないものと言及した。「マレーシアが自国の軍事情報を他国に提供することは通常はないが、今回は軍事レーダーデータを編集せずに中国、米国と共有し、捜索活動の手助けとした」 マレーシア当局は今週金曜日に技術背景説明を行い、今回捜索活動に投入されている機材、艦船の能力を紹介するとしている。■