Qantas Reveals Final Repair Bill For Damaged A380 aviationweek.com Apr 12, 2012 2010年にシンガポールで発生したエアバスA380機事故でカンタス航空の支払い総額は143百万㌦にのぼり、新機価格の三分の一程度に相当することが判明した。 事故機VH-OQAはシンガポールからシドニーにむけ4月21日に回航される。同機の有償運行は今月末に再開の見込みだと同航空は発表。 同機はエンジン分解事故をシンガポール空港を201年11月4日に離陸してまもなくおこし、深刻な損傷にみまわれた。同機は緊急着陸し、その後修理のため地上におかれたままになっている。 事故調査チームはロールスロイス製トレント900エンジンのオイルパイプ系統が裂けているのを発見し、ここから潤滑油が漏れてエンジン火災が発生したことが判明した。カンタス他各社が運行中のトレント900エンジンを点検したところ、一部で修理交換が実施された。 カンタスによると修理費用は全額保険対象だが、上記の三分の一というのは現在の公表価格389.9百万㌦との比較であり、A380の早期導入会社でもある同社はこれより相当安く購入しているので修理費用は比率的に高くなる。
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