Southwest Clears 19 737s After Inspections aviationweek.com Apr 4, 2011 サウスウェスト航空は保有する737-300型79機を飛行停止としていたが一部の機体の運航を再開した。 同社によると4月3日まで飛行を停止していた737-300のうち19機の運航を再開したという。緊急点検は4月1日に発生した同社の 737-300 型機812便(N632SW)機体表面の破損事故のため。 サウスウェストが運行する 737-300 型は170機を上回り、このうち79機に高周波渦電流テストを実施し、表面の構造疲労を点検した。 その結果、二機に「小規模の表面下のひび」が見つかったと同社は発表。その二機は運行再開までにさらに点検を実施し、修理を行うという。 同社は4月4日までかけて他の機体の点検を行う。点検作業の完了は4月5日の予定。ただし、地上点検により4月3日には合計300便がキャンセルとなった。 点検作業内容はボーイングと共同して作成された。同型機のその他の運航者への追加点検指令はボーイングとFAAから出る見込みで、その内容には4月1日の事故内容解析と続くサウスウェスト機点検結果が反映されるだろう。 国家交通安全委員会の事故機調査は現時点で継続中。812便はフェニックスからサクラメントへの飛行予定で、客室天井に穴が開いたことから与圧を失っている。 ただサウスウェスト航空は通常の点検を着実に行なってきたと強調している。同社の保有する737は合計548機で-300型はそのうち大きな部分を占める。そのなかで812便に発生した今回の事故は予測を超えた未体験の事象である、というのが同社の見解だ。
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