ソーシャルメディアで拡散された動画のスクリーンショット。C-130が螺旋状に落下する様子が映っている。(画像提供:X)インセット:墜落した航空機の飛行経路。(画像提供:Flightradar24)
トルコ空軍のC-130がアゼルバイジャンを離陸後、ジョージア辺境部で墜落した。オンラインで公開された動画には、機体一部が螺旋状に落下する様子が映っている
トルコ空軍のC-130Eハーキュリーズが2025年11月11日、アゼルバイジャン国境近くのジョージアで墜落した。トルコ国防省によれば、同機はアゼルバイジャンから20名を乗せ離陸し、トルコ帰還中に墜落した。
現在、アゼルバイジャンとジョージアの両当局と連携した捜索救助活動が進行中だ。レジェプ・タイイップ・エルドアン・トルコ大統領は声明で「国家当局と連携し、機体残骸への到達に向けた努力を続けている」「殉職者たちに神の慈悲あれ」と述べた。
墜落原因は不明だ。未確認動画がネット上に流出しており、航空機の一部が高高度から螺旋状に地上へ落下する様子が映っている。その破片の中には、翼全体と機体前部セクションが明確に識別できた。
公開飛行追跡データによれば、事故機は「TUAF543」便として飛行中のC-130E 68-01609とみられる。最終記録信号はジョージア東部カヘティ地方シグナギ市域で捕捉されており、ジョージア当局が墜落現場と発表した場所と一致する。
Flightradar24によれば、ADS-B信号の最終受信時刻はUTC10:49:20で、その時点で機体は巡航高度24,000フィートを飛行中だった。同機はUTC10:19にアゼルバイジャンのガンジャ国際空港(GNJ)を離陸していた。
現地報道によれば、トルコ人とアゼルバイジャン人の乗員が搭乗していたとされるが、これは公式には確認されていない。アゼルバイジャンのイラム・アリエフ大統領はエルドアン大統領に電話し、「軍人の犠牲という悲報」について協議したと、通話後に投稿で述べているが、国籍について言及していない。
本記事は進行中のニュースであり、新たな詳細が入り次第更新する。■
ステファノ・ドゥルソ
ステファノ・ドゥルソはイタリア・レッチェを拠点とするフリーランスジャーナリストであり、TheAviationistの寄稿者である。産業工学の学位を取得後、航空宇宙工学の修士号取得を目指している。専門分野は、軍事作戦や現代紛争への電子戦、徘徊型兵器、OSINT技術の応用などである。
Turkish C-130 Crashes in Georgia
Published on: November 11, 2025 at 5:49 PM
https://theaviationist.com/2025/11/11/turkish-c-130-crashes-in-georgia/
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