2017年7月21日金曜日

6月7日ミャンマー軍機墜落の原因は悪天候、しかし謎が残る

 

Bad weather caused deadly plane crash, military says

ミャンマー軍機事故の原因は悪天候だったと軍が発表
墜落事故の翌日に犠牲者遺体を運ぶ現地住民。. (AFP)
Wednesday, July 19, 2017
By AFP

  1. 先月発生のミャンマー軍機の墜落で搭乗122名全員が死亡した事故は同国最大の事故となり同国国営通信は原因は悪天候だったと7月19日に伝えている。
  1. 中国製陝西Shaanxi Y8軍用輸送機は南部ミエイクからヤンゴンに向け飛行途中にアンダマン海に墜落した。
  2. 事故後に海軍と漁船団がモンスーン暴風雨の中で遺体数人分を回収したが軍関係者の配偶者、子どもが大部分だった。
  3. 回収されたブラックボックスに録音されていた音声記録から同機は主翼に着氷があり急降下し向かい風の中でエンジンが停止したと国営通信は伝えている。
  4. ミエイク離陸後三十分ほどで航空管制は同機との交信を失い、その時点で18千フィートで飛行していたと以前に軍が発表していた。
  5. 「事故は悪天候で機体制御を失い、失速し急降下して発生」と国営通信は発表。事故調査は完了し「サボタージュ、爆発、エンジン不調は排除」したという。現在ミャンマーはモンスーンの季節だが当時該当地区で暴風雨は見つかっていなかった。
  6. ジャカルタの独立航空事故専門家ジェリー・スジェトマンによれば大気圏上層部の悪天候は地上かラ探知不可能で主翼やエンジン内部に着氷効果を与えることがあるという。だが通常はパイロットは気象レーダーで雲を回避するはずだという。「嵐雲だったとしたらなぜ突っ込んでいったのか」と疑問をAFPに述べた。
  7. ブラックボックスを解析したのはミャンマーとオーストラリアで後者はマレーシアエアラインズMH370便の消息不明事件でも機体捜索にあたった。
  8. ミャンマー国軍ではこれ以外にも深刻な事故が続いている。昨年2月には空軍機ガネピドー離陸直後に炎上し5名が死亡した。6月にはMi-2ヘリコプターがバゴ地区で丘陵地に墜落し陸軍将校3名が死亡している。■

2017年7月12日水曜日

2017年7月10日、ミシシッピ州、米海兵隊KC-130T、16名死亡



今年は航空事故が例年より少ないのですが、軍事航空での事故がそれだけ目立っています。ASN調べでは過去平均を大幅に下回る死亡事故ですが、このままですむはずはなく、今後も要注意です。皆さんもお気をつけてください。




発生日:
Monday 10 July 2017

時間:
ca 16:30

機種:
Silhouette image of generic C130 model; specific model in this crash may look slightly different

運航者:

機体登録番号:
不明

製造番号:


初飛行年:



エンジン:       


乗員搭乗数死亡数:
Fatalities:  / Occupants:

乗客搭乗数死亡数
Fatalities: / Occupants:

乗員乗客死亡数   
Fatalities: 16 / Occupants: 16

機体損傷度:
Destroyed

機体処分:
Written off (damaged beyond repair)

事故地点:
11 km (6.9 mls) WSW of Itta Bena, MS (   United States of America)

事故発生時:
En route (ENR)

フライト種別
Military

出発地空港:
Cherry Point MCAS, NC (KNKT), United States of America

目的地空港:
El Centro-Naval Air Field, CA (NJK/KNJK), United States of America

便名:
なし



米海兵隊予備役部隊のKC-130Tハーキュリーズが大豆畑に墜落し炎上した。搭乗16名は全員死亡。


同機はチェリーポイント海兵隊航空基地(ノースカロライナ)からエルセントロ海軍飛行場(カリフォーニア)に人員装備の輸送中だった。現地目撃者の談では同機はらせん状に落下し地表に激突したという。


C-130の喪失はこれで306機目となった。

2017年7月7日金曜日

2017年7月4日 ヴェネズエラ ガルフストリームIII 9名死亡





発生日:
Tuesday 4 July 2017

時間:
13:43

機種:
Silhouette image of generic GLF3 model; specific model in this crash may look slightly different

運航者:

機体登録番号:
YV2896

製造番号:
469

初飛行年:
1986


エンジン:       


乗員搭乗数死亡数:
Fatalities:  / Occupants:

乗客搭乗数死亡数
Fatalities: / Occupants:

乗員乗客死亡数   
Fatalities: 9 / Occupants: 9

機体損傷度:
Destroyed

機体処分:
Written off (damaged beyond repair)

事故地点:
50 km (31.3 mls) WNW off Macanao (   Venezuela)

事故発生時:
En route (ENR)

フライト種別
Official state flight

出発地空港:

目的地空港:

便名:



ガルフストリームIIIビジネスジェットがヴェネズエラのマカナオ沖海上に墜落した。ヴェネズエラ政府が運航していた。

ヴェネズエラ海洋SAR機関ONSAの発表では初期調査内容だが同機の油圧系統で故障が発生し、機体操縦が困難になり、ポラマール空港から40カイリ地点で墜落した。高度3,000フィートを飛行中と乗員からの報告が入った三分後に墜落している。

事故翌日に二人の遺体が回収されたが、残る7名はまだ見つかっていない。事故で全員死亡したとみられる。

ガルフストリームIIIの喪失はこれで33機目となった。

2025年7月24日、ロシア、An-24、死亡49名

  アンガラ航空2G-2311便(アントノフAn-24RV)はロシアのティンダ空港(TYD)近くの森林に墜落した。49人が搭乗していた。 同機はハバロフスク発ブラゴヴェシチェンスク(BQS)およびティンダ(TYD)行きの便で運航されていた。 フライトは現地時間11時21分にBQS...