Airline safety falls in 2018 on back of passenger jet crashes
02 JANUARY, 2019 SOURCE: FLIGHT DASHBOARD BY: DAVID LEARMOUNT LONDON
空の安全は2018年に後退した。14件の死亡事故のうち6件が大型旅客機がらみの事故で計543名の生命が奪われたた。
2017年は死亡事故は12件、死亡者数56名と近年で最低であったし、2015年はわずか9件だったが死亡者は176名だった。
昨年は死亡者数こそ過去三年を上回ったが2015年以前と比べれば死亡者数の低さには驚かされる。
だが2018年の特筆事項は大型旅客機事故が6件発生したことで前年がわずか1件、しかも小型ターボプロップ機の事故だったため目立つ結果になった。
2018年の乗客乗務員の死亡者数が増えたが、墜落機材のサイズと搭乗人数の大型化が背景にあり、6件のうち3件では旅客一名しか死亡しておらずその他人員は無事だった。そのうち1件は米サウスウェストエアラインズでの事故でボーイング737-700が飛行中にエンジン故障を起こしたためだった。
ただし人命が絡む残る3件の事故ではほぼ全員が死亡しており、墜落したターボプロップ機のうち2機が多数の座席を備えていたことも大きい。
だがなんと言っても一番衝撃的だったのは10月末の新造737 Maxの事故でインドネシアのライオン・エアの運行で189名全員がジャワ海近くに墜落し死亡している。
その他でもグローバルエア737-200が5月にキューバからの離陸に失敗し墜落し109名が亡くなり、2月にはサラトフエアラインズがアントノフAn-148が墜落し71名全員が死亡していたのが主要な事故だ。■
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