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2019/12/09 南極大陸移動途中 C-130H 38名死亡推定

Date:Monday 9 December 2019
Time:18:13
Type:Silhouette image of generic C130 model; specific model in this crash may look slightly different
Lockheed C-130H Hercules
Operator:Fuerza Aérea de Chile
Registration:990
C/n / msn:4776
First flight:1978
Crew:Fatalities: 17 / Occupants: 17
Passengers:Fatalities:21 / Occupants: 21
Total:Fatalities: 38 / Occupants: 38
Aircraft damage:Destroyed
Aircraft fate:Damaged beyond repair
Location:520 km (325 mls) NW of King George Island (   Antarctica)
Phase:En route (ENR)
Nature:Military
Departure airport:Punta Arenas-Carlos Ibañez Airport (PUQ/SCCI), Chile
Destination airport:Teniente Rodolfo Marsh Martin Air Base, King George Island (TNM/SCRM), Antarctica

チリ空軍第10飛行隊所属のロッキードC-130Hが南極への飛行途中に現地時間18:13に消息を絶った。

同機はチリの南極基地「エヂュアルド・フレイ・モンタイヴァ大統領」へ向け燃料ほか補給物資を人員を輸送中だった。乗員17名、乗客21名が搭乗しサンチャゴを10:21離陸し、プンタアレナスに14:44着陸した。燃料補給後に16:53離陸。ウェイポイントHORNOを17:44通過し、次のDRAKEに向かった。最後に確認できたの18:13でDRAKE通過予定の8分前だった。

このC-130Hは米海兵隊にKC-130R(160628)として1978年に納入され、1995年にC-130Hとしてチリに支給されていた。

12月11日になり、機体の残骸および人体の一部が海面で発見された。乗員乗客38名は全員死亡と推定されている。

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お知らせ―新ブログの追加について

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