スキップしてメイン コンテンツに移動

2019年12月27日 カザフスタン フォッカー100 死亡12名

Date:Friday 27 December 2019
Time:07:22
Type:Silhouette image of generic F100 model; specific model in this crash may look slightly different
Fokker 100
Operator:Bek Air
Registration:UP-F1007
C/n / msn:11496
First flight:1996-04-09 (23 years 9 months)
Engines:Rolls-Royce Tay 650-15
Crew:Fatalities: / Occupants: 5
Passengers:Fatalities: / Occupants: 96
Total:Fatalities: 12 / Occupants: 101
Aircraft damage:Destroyed
Aircraft fate:Written off (damaged beyond repair)
Location:near Almaty Airport (ALA) (   Kazakhstan)
Phase:Takeoff (TOF)
Nature:Domestic Scheduled Passenger
Departure airport:Almaty Airport (ALA/UAAA), Kazakhstan
Destination airport:Nursultan Nazarbayev International Airport (TSE/UACC), Kazakhstan
Flightnumber:Z92100

ベクエア2100便のフォッカー100がアルマトイ空港からの離陸中に付近の建物に激突した。

同機は滑走路05Rを離陸したが直後に高度を維持できなくなり、進路が右にそれ、空港外周部のフェンスを突破し、滑走路横の住宅地の2階建て住居に激突した。機体はバラバラになったが、火災は発生していない。

機体は滑走路05Rから680メートル地点で静止した。生き残った乗客によれば機体は離陸時に「激しく振動しはじめた」とし、左右にロールしはじめてから高度を落とし、住宅に衝突したという。

カザフスタン政府保健副大臣によれば死亡12名、47名が負傷しうち8名が重篤な状態という。
事故当時の搭乗者数では報道内容が食い違っている。乗客マニフェストでは96名、乗員5名とあるが、アルマトイ空港の発表では乗客93名乗員5名とある。
Sources:
» KazInform

METAR Weather report:
01:00 UTC / 07:00 local time:
UAAA 270100Z 14001MPS 1000 R05L/P2000N R05R/P2000D BR FU NSC M12/M13 Q1014 R88/91//50 NOSIG
01:30 UTC / 07:30 local time:
UAAA 270130Z 10002MPS 1000 R05L/P2000 R05R/P2000U BR FU NSC M12/M13 Q1014 R88/91//50 NOSIG
Temperature -12°C, Dew point -13°C; Winds 100 degrees at 4 knots; Visibility 1 km; sky clear below 12,000 feet; smoke, mist

Photos

photo of Fokker-100-UP-F1007
accident date: 27-12-2019
type: Fokker 100
registration: UP-F1007
photo of Fokker-100-UP-F1007
accident date: 27-12-2019
type: Fokker 100
registration: UP-F1007
photo of Fokker-100-UP-F1007
accident date: 27-12-2019
type: Fokker 100
registration: UP-F1007
 
Video, social media
Aircraft history
dateregistrationoperatorremarks
PH-JCPFokker9 April 1996first flight
B-12292Formosa Airlines15 April 1996delivered
B-12292Formosa Airlines1 August 1996tipped onto its tail while parked at Taipei/Sung Shan during typhoon Herb
B-12292Mandarin Airlines8 August 1996merged into Mandarin Airlines
PH-MJQMass Jet Lease BV6 Oct.2009registered
D-AFKCContact Air19 Oct. 2009delivered
D-AFKCContact Air18 Nov. 2010pushback tractor hit nosecone at London Heathrow Airport
D-AFKCOLT Express Germany1 Sept. 2012
UP-F1007Bek Air13 July 2013
UP-F1007Kam Air13 March 2016leased
UP-F1007Bek Air5 May 2016returned
UP-F1007Kam Air28 Sept. 2016leased
UP-F1007Bek Air11 Dec. 2016returned
UP-F1007Safi Airways22 Feb. 2017leased
UP-F1007Bek Air11 June 2017returned
UP-F1007Air Djibouti11 Dec. 2018leased
UP-F1007Bek Air15 July 2019returned
Map
This map shows the airport of departure and the intended destination of the flight. The line between the airports does not display the exact flight path.
Distance from Almaty Airport to Nursultan Nazarbayev International Airport as the crow flies is 944 km (590 miles).
Accident location: Approximate; accuracy within a few kilometers.
This information is not presented as the Flight Safety Foundation or the Aviation

コメント

このブログの人気の投稿

2024年1月2日 日本 DHC-8 5名死亡

 2024年の幕開けがまさか羽田での事故になるとは。A350の乗客乗員が全員無事だったのがせめてもの救いですが、能登半島地震の救援物資を運ぶはずだった海保機で5名が死亡シたのは痛ましい結果です。事故原因は運輸安全委員会の調査をまつしかないですね。Aviation Safety Networkが伝えている内容をお知らせします。 Date: Tuesday 2 January 2024 Time: 17:47 Type:      de Havilland Canada DHC-8-315Q MPA Owner/operator: Japan Coast Guard Registration: JA722A MSN: 656 Year of manufacture: 2007 Engine model: PWC PW123E Fatalities: Fatalities: 5 / Occupants: 6 Aircraft damage: Written off (damaged beyond repair) Category: Accident Location: Tokyo-Haneda Airport (HND/RJTT) -      Japan Phase: Taxi Nature: Military Departure airport: Tokyo-Haneda Airport (HND/RJTT) Destination airport: Niigata Airport (KIJ/RJSN) Investigating agency:  JTSB Confidence Rating:  Information is only available from news, social media or unofficial sources Narrative: Japan Airlines flight JL516, an Airbus A350-941, collided with a Japan Coast Guard DHC-8-315Q MPA aircraft (JA722A) on the runway at Tokyo-Haneda Airport. JL516 was landing on runway 34R when the acciden

2024年5月20日 ボーイング777-300ER 1名死亡 乱気流突入事故の予備調査報告から浮かび上がった高度、Gの変化について(T1記事と共通です)

  New York Times シンガポール航空機を襲った乱気流: SQ321便に何が起こったのか? 乱気流の中でSQ321便に何が起こったのか、新たな詳細情報が明らかになった。この事故では乗客1名が死亡、数十名が負傷している。 5 月20日、シンガポール航空SQ321便は現地時間午後10時15分、乗客211人と乗員18人を乗せてロンドンのヒースロー空港を離陸した。  同便はミャンマー南部のイラワジ流域に到達するまで事故はなかったが、午後3時49分21秒(シンガポール時間)、高度37,000フィートで飛行中、機体が振動し始めた。おそらく対流活動(雷雨に伴う上昇気流と下降気流)に入った後と思われる。  同時に、機体は急上昇を始めた。  これに対し、オートパイロットは機体を下降させ、高度37,000フィートに戻した。  午後3時49分32秒、パイロットの一人がシートベルト着用サインが点灯した。  それから10秒も経たないうちに機体は急激な高度低下に見舞われ、ベルトをしていなかった乗客と乗員が空中に放り出された。  調査によると、4秒以内に飛行機の垂直加速度は1.5Gに戻り、座席から投げ出された乗客は落下し、乗客・乗員に負傷が発生した。 この間21秒間、パイロットは機体を安定させるため手動操縦を行った。午後3時50分5秒に自動操縦を再開した。  午後3時50分23秒に本来の巡航高度である37,000フィートに達するまで、飛行機は緩やかではあったが変動を続けた。  客室乗務員から乗客の負傷について報告を受けたパイロットは、バンコクにあるスワンナプーム空港にダイバートした。その途中、パイロットからは到着時に医療サービスを要請した。  乱気流発生から約17分後の午後4時45分12秒、同機はスワンナプーム空港に着陸した。  シンガポール運輸安全調査局が発表した予備調査結果では、ボーイング777-300型機に影響を与えた乱気流の3分間のに何が起こったのかを説明する技術的な詳細が明らかになった。  このデータは、航空機のトランスポンダーからの情報を受信する受信機、衛星、レーダーのグローバルネットワークから得られた。  このデータによると、航空機は午後3時49分から午後3時51分までの62秒間に2回、急上昇と急降下を繰り返している。  フライトの高度は1分足らずの間に362フィート以

ソマリア上空でエルアル機がもう少しで無線ハイジャックされるところだった(T1共通記事)

   Image by Boeing. ソマリア上空でEL AL機の無線ハイジャック未遂事件が発生した エル・アルの787ドリームライナーのパイロットは、優れた訓練と機転を利かせ、テルアビブへの航路を迂回させるサイバー攻撃を阻止した。 機転の利くパイロットが、エル・アル航空のフライトを目的地から迂回させる目的のサイバー攻撃を阻止した 乗務員は 不審な指示を無視し、 通信手段を切り替えたため、危険は回避された 今回の事件で通信障害へのパイロットの対処訓練の重要性が浮き彫りになった タイのバンコクとイスラエルのテルアビブ間を飛行中のエル・アル機がサイバーテロリストに攻撃されたという報道が出ている。このサイバー攻撃は目的地から飛行機を迂回させることを狙ったものだったが、パイロットが不審に思い、テルアビブに着陸するよう誘導したことで阻止された。 パイロットによる教科書的な対応 エルサレム・ポスト紙は2月18日、バンコク発テルアビブ行きのエル・アル便の通信ネットワークを "敵対勢力 "が乗っ取ろうとしたと報じた。記事によると、同機は土曜日の夜、タイのプーケット国際空港(HKT)からテルアビブのベン・グリオン国際空港(TLV)に飛行中、サイバー攻撃を受けたという。 KAN Reshet Bの報道によると、エル・アル機を目的地から迂回させることが目的で、このような事件は過去1週間で2件目だという。ソマリア情報筋は、最近エチオピアと協定を結んだソマリランドの事実上の国家にいるグループが、この攻撃を行ったとKANに語った。 攻撃中、乗務員は予定ルートから外れた指示を受け、機転の利くパイロットだったので何かおかしいと察知した。この疑念に基づき、乗務員は指示を無視し、別の通信手段に素早く切り替えると同時に、他の管制官とデータを確認し、惑わされていることに気づいた。 回避された深刻な事態 これは、何者かが飛行機を損傷させようとしたり、危険な地域に持ち込もうとしたり、ハイジャック状態に発展する可能性があった極めて深刻な事件であった。エルサレム・ポスト紙は、エル・アル航空関係者の話として次のように報じた:「ソマリアでは、エル・アル機だけでなく、今週ずっと通信障害が発生しており、公式当局は全パイロットに、特定の頻度でこのような事態が発生した時点で、指示を無視し、別の通信手段に