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AF447の機体は今年こそ発見されるか

New Attempt To Find Lost Air France A330
aviationweek.com Feb 7, 2011

フランス・アメリカ合同チームが昨年も発見できなかったエールフランスエアバスA330機の所在を特定する新しい動きに出る。
2. フランス運輸副大臣マリアニがエールフランス、エアバス及びフランス政府が行方不明のAF447便の捜索を改めて支援すると先週金曜日に声明。同機は 2009年5月31日から6月1日にかけてブラジル沖合で消息をたっている。今回の探索では高性能無人潜水システムを使用するのがこれまでとの違い。
3. ただし、昨年の創作では17千平方キロメートルに及ぶ広大な海域の一部のみに焦点を当てていたが、今夏は系統的に対象海域全部を探査する。ただし、探査済みの6千平方キロメートル部分は除く。フランス航空事故捜査当局BEAによると昨年6月には音響ブイにより事故現場には海流が激しくモデルを想定するのは至難の技だという。
4. ウッズホール海洋研究所(マサチューセッツ州)は昨年の捜索にも参加しているが、今年はRemus6000無人潜水機を三機投入する。墜落場所の特定に成功した場合は、より大型の機材で機体残骸の回収ならびに墓行くレコーダー、データレコーダーの回収を目指す。捜索活動の支援にはアルシア号がシアトルから合流する。
5. BEA も無人潜水機はカメラとソナーを搭載しており、4千メートル級の深海で巌しい海底地形の中で高精度な探査をする唯一の手段と認めている。「同機が最後に確認された地点および水面衝突の15分前に発信されたACARSデータから見て、同機はまだ探索していない海域に墜落した可能性が高い」と見て、今回の探索の成功に期待する。
6. 昨年のタイタニック号捜索でも今回使用する無人潜水機が期待通りの成果を上げており、深度600メートル地点で樽あるいは椅子の大きさの物体を特定できたという。アルシア号はシアトルを2月9日出航し、3月14日にブラジルのスアペに入港する予定。捜索活動は7月8日までの予定。
7. エールフランスとエアバスは12.5百万ドルと予想される捜索費用を負担する。

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