2015年1月26日月曜日

#2 1月20日 カザフスタン An-2 6名死亡



事故発生日: Tuesday 20 January 2015
現地時間: ca 15:40
機種: Antonov 2
Silhouette image of generic AN2 model; specific model in this crash may look slightly different



運航者: Olimp Air
登録番号: UP-A0314
製造番号: 1G149-70
製造年: 1973-08-20 (41 years 5 months)
飛行時間計: 13080
発動機:
乗員: Fatalities: 3 / Occupants: 3
乗客: Fatalities: 3 / Occupants: 4
死亡計: Fatalities: 6 / Occupants: 7
事故発生地点: 20 km (12.5 mls) from Shatyrkul Mine (   Kazakhstan)
事故時の状況: En route (ENR)
種別: Domestic Non Scheduled Passenger
出発地空港: Balkhash Airport (BXH/UAAH), Kazakhstan
目的地空港: Shatyrkul Mine, Kazakhstan
便名:

事故の概要  アントノフ2(所属オリンプエア)がカザフスタンで墜落。乗員乗客7名中6名が死亡。同機はバルカシュ空港を出発しシャチルクル鉱山に向かっていた。機内には乗員3名とカザフスタン人社員4名が搭乗していた。

2015年1月20日火曜日

2015#1 1月18日 シリア アントノフ26 30名死亡



事故発生日: Sunday 18 January 2015
現地時間:
機種: Antonov 26
運航者: Syrian Air Force
登録番号: YK-AND
製造番号: 3008
製造年: 1975
飛行時間計:
発動機:
乗員: Fatalities: 6 / Occupants: 6
乗客: Fatalities: 24 / Occupants: 24
死亡計: Fatalities: 30 / Occupants: 30
事故発生地点: near Abu adh Dhuhur Air Base (   Syria)
事故時の状況: Approach (APR)
種別: Military
出発地空港: ?
目的地空港: Abu adh Dhuhur Air Base, Syria
便名:

事故の概要  シリア空軍所属ノアントノフ26輸送機がアブ・エッド・ダウホー空軍基地Abu adh Dhuhur Air Base付近で墜落し、乗員乗客30名が全員死亡した。シリア国営通信によれば同機は濃霧のため墜落したとしている。一方、シリア国内のアルカイダ勢力ヌスラ戦線からは同機を撃墜したとの発表が出ている。

2015年1月2日金曜日

飛行中の機体情報を常時追跡できないのか エアエイジア機事故をめぐり


Missing Aircraft – Flight-Tracking, Data Streaming Back On The Agenda

Dec 30, 2014Rupa Haria and John Croft | AviationWeek.com
機体を飛行中も追跡・データストリーミングすべきとの意見がエアエイジアQZ8501便事故を契機に再度浮上してきた。機体残骸と乗客乗員の遺体はカリマンタン島沖で12月30日に発見されたが、3日も浪費している。そもそも最新技術を導入した機体が「蒸発」するとはどういうことかとの疑問が出た。さらに今回が初めてではなく、マレーシア航空ボーイング777-200が7ヶ月前にも消息を絶っている。

  1. MH370便とQZ8501便の相違点は明らかだ。QZ8501は報道によれば二次監視レーダーで追跡されていた。(二次監視レーダーは機体識別情報、機体位置、高度を8秒から16秒毎に把握できる) また自動従属情報発信(ADS-B)も同様の情報を毎秒送信していた。MH370便では飛行の早い段階で両方が機能を停止あるいは意図的に切られており機体監視システムが作動しなかった。
  2. QZ8501便では正確な位置情報・高度データが消失寸前まで出ていたが、飛行高度が高く、海流が早く捜索は広範囲にひろがった。捜索区域は合計7つ、各60カイリ幅になった。捜索三日目で機体残骸が見つかったがADS-Bの最後の発信位置に近かった。
  3. 緊急時位置情報送信装置(ELT)は機体にかかるGが一定以上になると作動する。ただし起動条件で信頼性の問題があり、今回のように機体が水没すると使いものにならない。
  4. QZ8501便のフライトデータ送信内容とフライトレコーダーが事故調査で利用できれば機体の状況、墜落地点が解明される。MH370便が行方不明になったことを契機に機体情報の常時送信が注目されたものの、既存機材に装備する費用と時間を考慮すると短期的には実現の目処がない。当面は最初から装備される新造機の増加を待つしか無い。
  5. MH370便事案を受けICAOが2016年にも世界規模のフライト追跡の標準化を提唱する予定だが業界筋によれば言葉はたくましいが、中身が伴っていないという。
  6. 長期的な解決方法もある。フライトデータをクラウドに蓄積し、事故発生や消息不明時に即座にデータを参照する方法が最も妥当と思われるが、飛行中のデータストリーミングは技術的に可能とは言うものの、データの整合性、保安性、信ぴょう性をまず確保しなければならない。
  7. もうひとつ技術革新がある。2018年にも稼働開始予定の新型捜索救難用衛星群に第二世代の緊急時位置情報送信装置を組み合わせ、遭難信号そのものを一新する構想だ。これとは別にNASAも業界と共同でELTの技術改良を行っており、2016年に登場すると緊急信号が従来よりも確実に発信できるようになる。■

2025年7月24日、ロシア、An-24、死亡49名

  アンガラ航空2G-2311便(アントノフAn-24RV)はロシアのティンダ空港(TYD)近くの森林に墜落した。49人が搭乗していた。 同機はハバロフスク発ブラゴヴェシチェンスク(BQS)およびティンダ(TYD)行きの便で運航されていた。 フライトは現地時間11時21分にBQS...