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4月2日 ATR-72 UTAir 31名




事故発生日02 APR 2012
発生時間07:44
機種ATR-72-201
運航者UTAir
登録番号VP-BYZ
製造番号332
初回飛行日1992-10-20 (19 years 6 months)
搭載エンジン2 Pratt & Whitney Canada PW124B
乗員死亡: 4 / Occupants: 4
乗客死亡: 27 / Occupants: 39
合計死亡: 31 / Occupants: 43
事故機状況全損
機体処分抹消
事故発生場所2,5 km (1.6 mls) SW of Tyumen Airport (TJM) (Russia)
事故発生段階Initial climb (ICL) 離陸直後上昇時
事故機の運行状況Domestic Scheduled Passenger 国内定期旅客飛行
出発空港Tyumen-Roschino International Airport (TJM) (TJM/USTR), Russia
目的地空港Surgut Airport (SGC) (SGC/USRR), Russia
便名120

Narrative:
チュ メン空港(TJM)(ロシア)離陸直後のATR-72旅客機が事故で喪失。運航者UTAirによると乗客39名乗員4名が事故機に搭乗していた。ロシア緊 急事態省によるとこのうち乗客12名が重症だという。同機120便はチュメン空港21滑走路を離陸し、スルグート(SGC)にむけた定期運航をめざしてい た。同機は高度210メートルで左方向へ35度傾き、その後右方向へ50度傾いた。その後、滑走路端から約2.5キロメートル地点の雪原に墜落、機体が分 解し火災が発生した。ロシア州間航空員会は同機の各エンジンは事故発生時点で正常に作動していたと発表。ロシア連邦航空運輸庁は同機の着氷防止が不完全な まま離陸していたと発表し、乗員が解氷をしなかったためとする。

事故発生時近くのチュメン空港の天候状況は以下のとおり。 (01:30 UTC / 07:30 local time)
USTR 020130Z 24006G09MPS 9999 BKN013CB M01/M01 Q1002 TEMPO 26015MPS 1500 SHSN BLSN BKN005 RMK QFE742/0989 21290060 30750029
Wind 6 m/s (gusting to 9m/s) at 240 degrees; Visibility: 10 km or more; Clouds: Broken, at 1300 feet above aerodrome level, cumulonimbus; Temperature: -01 degrees Celsius; Dewpoint: -01 degrees Celsius; QNH (Sea-level pressure): 1002 hPa; The following weather phenomena are expected to arise temporarily: Wind: 260 degrees, Speed: 15 m/s; Visibility: 1500 m; Weather: Showers of Snow; Clouds: Broken sky, at 500 feet above aerodrome level; Runway state: Runway 21: wet or water patches, contamination 51% to 100%, deposit less than 1 mm deep, friction coefficient 0.60

ATR-72の総生産数は261機で今回の事故で喪失機数は14機になった
事故統計では同型は3番目に事故の多い機種になる

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お知らせ―新ブログの追加について

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