インド・コジコートで着陸に失敗し大破したエアインディアエクスプレスのボーイング737-800からフライトレコーダーが回収され、速同機が着陸後オーバーランしていたことがわかった。
民間航空担当相ハーディープ・シン・プリがレコーダー回収を発表した。IX1344便はドバイを出発し、8月7日に事故を発生した。「調査結果は後程公表する」(プリ)
インド国内報道複数が大臣あて提出の初期調査結果の内容を伝えており、同機は当初ILSアプローチで28滑走路に向かったが、豪雨のためゴーアラウンドを迫られた。
乗務員は反対方向となる10滑走路へのアプローチを要請し、ILS(Z)手順が承認された。その後で天候状況、滑走路状況が伝えられ、着陸許可が出た。
報告書では航空管制官は機体が誘導路Cを真横に通過してからタッチダウンを視認している。
インド空港当局資料によれば誘導路Cは10滑走路(全長2,860m)からおよそ1,000メートル離れている。機体は停止するまで1,860mしか使えなかったことになる。
Cirium機体データでは今回の事故機は186席仕様とあり、IX1344便は満席状態だったことがわかる。エアライン側は18名の死亡を確認している。■
Recorders of overrun 737 recovered as 'long landing' report emerges
By David Kaminski-Morrow9 August 2020
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