ご注意 以下はターミナル1と同時掲載の記事です。 Southern MH370 Search Shifts To New Area By Adrian Schofield adrian.schofield@aviationweek.com Source: AWIN First aviationweek.com March 28, 2014 . MH370便の機体捜索は南インド洋で文字通りゼロから始める形になった。新しいデータ解析からこれまでの捜査範囲が間違っていたと分かったため。 捜索航空機・艦船はこれまでの範囲よりも1,100km北東の地域をしらみつぶしに探そうとしている。これまで衛星や航空機が発見した機体破片と思われる物体は無視することを意味する。 捜索対象地区の変更はマレーシア当局からの新しい情報に基づくものとオーストラリア海洋安全局 Australian Maritime Safety Authority (AMSA)が発表。同機の飛行速度が以前の想定より大きいことが分かった。つまり燃料消費も大きかったはずで、飛行可能範囲が狭まる。今回設定された319千平方キロメートルの地区はパースの西にあり、以前は南西に設定されていた。今回の対象地区はこれまでのよりも陸地に近い。 AMSAによれば本日は10機が新しい想定地区に投入されており、機体はオーストラリア、日本、韓国、中国、米国、ニュージーランド所属のもの。艦船6隻も同地区に移動中で、中国船一隻がすでに到着している。衛星にも画像撮影の再設定作業が続いている。今回対象の海域は遠隔地とはいえ、捜索活動は若干やさしくなった。陸地に近くなり航空機は捜索により多くの時間を使えるし、海域は比較的静穏であるといわれる。. 複数の衛星画像でこれまでの捜索海域付近で物体の発見が続いており、デブリが集中している地点の解明は近いと期待されている。AMSA関係者は航空機あるいは艦船からの発見報告の内容は確認が取れていないと強調。 アメリカから曳航式位置探知機セットとブルーフィン21無人水中航行機がパースに到着しており、フライトデータレコーダーの位置解明と回収に期待が高まってきた。■
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