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アメリカン航空墜落事故に関するNTSB調査:ブラックホークは高度300フィートで飛行していた

Photo: Karolis Kavolelis | Shutterstock MHIRJ(三菱重工リージョナルジェット)、CRJシリーズ、CRJ700はMHI RJ Aviation ULCまたはそのグループ会社の商標 米国運輸安全委員会(NTSB)は、1月29日にロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港(DCA)付近で発生した、アメリカン・イーグルの委託で運航していたPSA航空の三菱CRJ700と米国陸軍(USA)シコースキーUH-60ブラックホーク・ヘリコプターの空中衝突事故に関する調査の進捗状況を報告した。 CRJ700の部品回収 NTSBは2月4日の更新で、海軍海事システム司令部(Naval Sea Systems Command Supervisor of Salvage and Diving (SUPSALV))との調整のもと、ポトマック川でCRJ700の残骸を回収し続けていると述べた。 2月3日の更新以降、NTSBは以下の部品を回収した: 右翼 中央胴体 左翼と左胴体の一部 前方キャビンとコックピットの大部分 垂直・水平安定板 尾翼 ラダー エレベーター トラフィックアラート&衝突回避システム(TCAS)コンピューター クイック・アクセス・レコーダー 許容高度を超える飛行 ワシントン・ナショナル空港の航空管制塔のディスプレイは、POTOMACターミナル・レーダー・アプローチ・コントロール(TRACON)から供給されていたことを示す最新情報を入手したと、調査官は報告ししている。  TRACONは複数のレーダーセンサーとADS-Bデータからの情報を融合し、航空管制に最高品質の飛行軌跡データを提供する。 そのため、NTSBは、空中衝突時にUH-60ブラックホークがATCのディスプレイ上で300フィート(91.4メートル)であったが、データは100フィート単位で四捨五入されていたと指摘している。  しかし、ポトマック川からまだ回収されていない陸軍ヘリコプターからのデータポイントを確認するためには、さらなる情報が必要であると調査官は警告した。これまでは、UH-60ブラックホークの回収はCRJ700が川から引き上げられた後に行うとしていた。  「ブラックホークのフライトデータレコーダーにはタイムスタンプがなかった」。  連邦航空局(FAA)のボルチモアとワ...

航空衝突回避システムでDC上空の空中衝突事故は回避できたのか(The War Zone)―TCASは万能の安全策ではない。(T1 T2 T共通記事)

    Alex Walker TCAS(Traffic Collision Avoidance System:航空衝突回避システム)は、空中衝突を防ぐバックアップとして導入されたが、限界がある ワ シントンD.C.近郊のレーガン・ナショナル空港近くで起きた、アメリカン・イーグルのボンバルディアCRJ-700リージョナル・ジェット旅客機と米陸軍H-60ブラックホーク・ヘリコプターとの悲劇的な空中衝突事故は、TCAS(Traffic Collision Avoidance System:交通衝突回避システム)が果たした役割で多くの疑問を投げかけている。この事故に関する初期段階では、何が問題だったのか正確な手がかりがないことを再確認しておく必要がある。TCASが空中衝突を防ぐために何ができ、何ができないのか。 2025年1月29日、ワシントンD.C.のポトマック川に墜落したアメリカン・イーグルCRJ-700と米陸軍H-60ブラック・ホーク・ヘリコプターの空中衝突を撮影したビデオ。 写真:Kennedy Center Cam/Anadolu via Getty Images Anadolu TCASは飛行中の航空機間の距離を維持するために存在する。国際航空輸送を規制する国際民間航空機関(ICAO)によると、計器飛行方式(IFR)で29,000フィート以下を飛行する場合、航空機は進路が交差する地点で最低1,000フィートの垂直離隔が必要である。29,000フィート以上の上空を飛行する場合、必要な離隔は2,000フィート以上となるが、特定の交通量の多い空路では例外もある。  ほとんどの場合、この垂直離隔を確保し、衝突の可能性を排除する責任は、航空交通管制当局と、場合によって航空機乗務員にある。TCASは、そのバックアップとして存在し、航空機のナビゲーション装置や地上のシステムとは独立した警告を航空機乗務員に提供する。  TCASは、1956年にアリゾナ州グランドキャニオン国立公園上空でユナイテッド航空のダグラスDC-7とトランスワールド航空のロッキードL-1049スーパーコンステレーションが衝突した事故の教訓から生まれた。この事故は、アメリカにおける航空管制のあり方を見直すきっかけとなった。特に、航空管制が機能しなくなった場合でも作動するバックアップ衝突回避...

2025/01/31 米国ペンシルバニア州 リアジェット55 死亡6名

  Aviation Safety Networkが以下速報しています。事故が多発しています。皆様もくれぐれもお気をつけください。 Date: Friday 31 January 2025 Time: c. 18:06 LT Type:      Learjet 55 Owner/operator: Jet Rescue Air Ambulance opb Med Jets Registration: XA-UCI MSN: 55-032 Fatalities: Fatalities: 6 / Occupants: 6 Other fatalities: 0 Aircraft damage: Destroyed Category: Accident Location: near North Philadelphia Airport (PNE/KPNE), Philadelphia, PA -      United States of America Phase: Initial climb Nature: Ambulance Departure airport: Philadelphia-North Philadelphia Airport, PA (PNE/KPNE) Destination airport: Springfield-Branson National Airport, MO (SGF/KSGF) Investigating agency:  NTSB Confidence Rating:  Information is only available from news, social media or unofficial sources ペンシルバニア州フィラデルフィアのノース・フィラデルフィア空港(PNE/KPNE)を離陸した直後、Med Jets 56として運航していたメキシコ籍のリアジェット55(XA-UCI)が墜落衝突し、破壊された。 機内には2名のパイロットと4名の乗客がいたが、生存者はいなかった。 予備的なADS-Bデータによると、1806時10秒頃、飛行機はPNEの滑走路24を出発し、高度1650フィートまで上昇に入った。 ...

お知らせ―新ブログの追加について

いつも当方のブログをご愛読いただきありがとうございます 昨年からの大きな流れが今年は形になり、私達の世界が大きく変わろうとしています。 より端的に言って、コモンセンスの勝利が続いています。 米国ではトランプを支援すると口にできなかった層が世論調査ではハリス支援、もちろん と答えたため世論調査は無効になってしまいました。 米国内が無茶苦茶になった理由としてこれまで民主党が支配してきたDEI思想など「目覚めさせる」ことをミッションとした「進歩派」の主張があまりにも前に出て、世の中がおかしくなっていくと感じつつも前述のように他人の目を気にして「支持」してきた人たちも、さるがにこれではおかしくなる一方だとトランプに一票を入れたのでしょう。 そうした人たちにとって唯一の選択基準はどちらが「コモンセンス」に近いかという点で、かならずしもトランプのすべてを肯定して一票を入れたのでしょう。(ハリスがあまりにもおかしすぎたと思ったはず) これまで航空宇宙や海軍関連、さらに安全保障などの話題を中心にお送りしてきましたが、ここに来てそれではカバーできない話題に注目するようになってきました。 そこで今回新しいブログチャンネルを追加することにしました。 タイトルをどうしようと考えて、コモンセンスなので「こもんせんす」にしようとしまいたが、尊敬する故江藤淳のエッセイ集こもんせんすとかぶるので「こもん・せんす」とします。  こもん・せんす でお送りしたいこと いわゆる「保守派』米メディアを中心に注目する記事をお伝えします。 それ以外に当ブログのオーナーとして気になる話題についてオピニオンをお伝えします。 当面は反DEIなどトランプ大統領のすすめる「改革」関連が多くなりそうですが、決してトランプ礼賛のブログにはならないでしょう。 ご期待ください。 なお、当ブログオーナーの運営するブログチャンネルは以下のとおりです。 航空宇宙ビジネスターミナル1 民間航空宇宙  https://aviationspacebusiness-civilaviation.blogspot.com/ 航空宇宙ビジネスターミナル2 軍用航空安全保障  https://aviation-space-business.blogspot.com/ Aviation & Space News from Japan https://a...

2025年1月29日 ワシントンDC ボンバルディアCRJ-701とシコースキーUH-60の空中衝突 死亡67名

 Aviation Safety Networkより Date: Wednesday 29 January 2025 Time: 20:48 LT Type:      Bombardier CRJ-701ER (CL-600-2C10) Owner/operator: American Eagle, opb PSA Airlines Registration: N709PS MSN: 10165 Year of manufacture: 2004 Engine model: GE CF34-8C5 Fatalities: Fatalities: 64 / Occupants: 64 Other fatalities: 3 Aircraft damage: Destroyed Category: Accident Location: near Washington-Ronald Reagan National Airport, DC (DCA/KDCA) -      United States of America Phase: Approach Nature: Passenger - Scheduled Departure airport: Wichita Dwight D. Eisenhower National Airport, KS (ICT/KICT) Destination airport: Washington-Ronald Reagan National Airport, DC (DCA/KDCA) Investigating agency:  NTSB Confidence Rating:  Information is only available from news, social media or unofficial sources Narrative: ボンバルディアCRJ-701ER(N709PS)のPSA航空JIA5342便と米陸軍のシコルスキーUH-60ブラックホークヘリコプター(コールサインPAT25)が空中衝突し、ワシントン・ロナルド・レーガン・ナショナル空港(DCA)近くのポトマック川に墜落した。 当局によると、CRJ...