2012年5月10日木曜日

5月9日 スホイ・スーパージェット100 50名?

Superjet 100 Regional Jet Crashes In Indonesia

aviationweek.com May 09 , 2012

  1. イ ンドネシア当局はスホイ民間航空機会社のスーパージェット100の墜落現場の捜索を悪天候と夜間のため一時的に中止した。同機はジャカルタ・ハリ ム・ペダナクスマ空港Halim Pedanakusumah Airportを離陸数分後に連絡が消失した。現地時間午後2時20分に同空港を離陸している。同機との最後の連絡は午 後2時23分で高度10千フィートから6千フィートに降下している途中だったとインドネシア当局が伝えた。事故現場はサラック山 Mount Salak近くと推定される。
  2. .当局筋によると乗客42名乗員8名が同機に搭乗していたとし、事故発生直後の数字より増えている。
  3. SSJ100はアジア各国を展示飛行中だった。アジア域内の数社の航空会社が同機に関心を示しており、インドネシアのカルティカ航空Kartika Airlinesは事故機に社員2名を搭乗させていた。
  4. 事 故機の登録番号はSN95004で当初展示飛行に投入されていたSN95005機に交代したもの。インドネシア到着前にミャンマー、パキスタン、カザフス タンでデモ飛行を行なっており、その後ラオスとベトナムでの飛行を予定していた。同機はスホイのテストパイロット2名が操縦していた。
  5. 今回の事故はスホイが同機の増産に踏み切ろうというタイミングで発生した。なお、同機はメキシコの型式証明を取得し、同国のインタージェットInterjetが西側で初の運航会社となる予定になっていた。
  6. 現時点ではアエロフロートとアルマヴィアの2社しかスーパージェット100を運行しておらず、合計でやっと7機が路線飛行しているにすぎない。

2012年4月22日日曜日

4月20日 パキスタン・ボージャ航空 127名


事故発生日20 APR 2012
発生時間ca 18:40
機種:Boeing 737-236
運航者:Bhoja Airlines
機体登録番号:AP-BKC
機体製造番号23167/1074
初回飛行日1984-12-13 (27 years 5 months)
エンジン2 Pratt & Whitney JT8D-15A
乗員死亡: 6 / 搭乗: 6
乗客死亡: 121 / 搭乗 121
合計死亡: 127 / 搭乗: 127
事故機の処分抹消
事故発生地点イスラマバード Islamabad (Pakistan)
事故発生時の状況Approach (APR)
事故機の運航情況Domestic Scheduled Passenger 国内定期旅客輸送
出発地Karachi-Jinnah International Airport (KHI) (KHI/OPKC), Pakistan
目的地Islamabad-Benazir Bhutto International Airport (ISB) (ISB/OPRN), Pakistan
便名213

Narrative:
パ キスタン・ボージャ航空Bhorja Airlines B4のボーイング737旅客機が・イスラマバード近郊で墜落し、乗客121名乗員6名全員が死亡した。B4国内線の213便はカラチからイスラマバードへ 向かう同社の同路線の就航第一便であった。同機はイスラマバード高速道路近くのチャクララ空軍基地付近に墜落、分解炎上し、位置関係からイスラマバード空 港の30滑走路に接近使用としていたものと見られる。事故発生時(18:40 LT/13:40 UTC) の天候条件は以下のとおり。天候悪、視界限定的、雷雨。

OPRN 201400Z 23020KT 3000 TSRA FEW025CB SCT030 BKN100 20/16 Q1011.0/29.85
OPRN 201300Z 23020KT 4000 TS FEW025CB SCT030 BKN100 25/15 Q1009.3/29.80

2012年4月19日木曜日

カンタス航空A380エンジン事故の被害総額が判明

Qantas Reveals Final Repair Bill For Damaged A380

aviationweek.com Apr 12, 2012
   

2010年にシンガポールで発生したエアバスA380機事故でカンタス航空の支払い総額は143百万㌦にのぼり、新機価格の三分の一程度に相当することが判明した。
  1. 事故機VH-OQAはシンガポールからシドニーにむけ4月21日に回航される。同機の有償運行は今月末に再開の見込みだと同航空は発表。
  2. 同機はエンジン分解事故をシンガポール空港を201年11月4日に離陸してまもなくおこし、深刻な損傷にみまわれた。同機は緊急着陸し、その後修理のため地上におかれたままになっている。
  3. 事故調査チームはロールスロイス製トレント900エンジンのオイルパイプ系統が裂けているのを発見し、ここから潤滑油が漏れてエンジン火災が発生したことが判明した。カンタス他各社が運行中のトレント900エンジンを点検したところ、一部で修理交換が実施された。
  4. カンタスによると修理費用は全額保険対象だが、上記の三分の一というのは現在の公表価格389.9百万㌦との比較であり、A380の早期導入会社でもある同社はこれより相当安く購入しているので修理費用は比率的に高くなる。

       

2012年4月7日土曜日

4月2日 ATR-72 UTAir 31名




事故発生日02 APR 2012
発生時間07:44
機種ATR-72-201
運航者UTAir
登録番号VP-BYZ
製造番号332
初回飛行日1992-10-20 (19 years 6 months)
搭載エンジン2 Pratt & Whitney Canada PW124B
乗員死亡: 4 / Occupants: 4
乗客死亡: 27 / Occupants: 39
合計死亡: 31 / Occupants: 43
事故機状況全損
機体処分抹消
事故発生場所2,5 km (1.6 mls) SW of Tyumen Airport (TJM) (Russia)
事故発生段階Initial climb (ICL) 離陸直後上昇時
事故機の運行状況Domestic Scheduled Passenger 国内定期旅客飛行
出発空港Tyumen-Roschino International Airport (TJM) (TJM/USTR), Russia
目的地空港Surgut Airport (SGC) (SGC/USRR), Russia
便名120

Narrative:
チュ メン空港(TJM)(ロシア)離陸直後のATR-72旅客機が事故で喪失。運航者UTAirによると乗客39名乗員4名が事故機に搭乗していた。ロシア緊 急事態省によるとこのうち乗客12名が重症だという。同機120便はチュメン空港21滑走路を離陸し、スルグート(SGC)にむけた定期運航をめざしてい た。同機は高度210メートルで左方向へ35度傾き、その後右方向へ50度傾いた。その後、滑走路端から約2.5キロメートル地点の雪原に墜落、機体が分 解し火災が発生した。ロシア州間航空員会は同機の各エンジンは事故発生時点で正常に作動していたと発表。ロシア連邦航空運輸庁は同機の着氷防止が不完全な まま離陸していたと発表し、乗員が解氷をしなかったためとする。

事故発生時近くのチュメン空港の天候状況は以下のとおり。 (01:30 UTC / 07:30 local time)
USTR 020130Z 24006G09MPS 9999 BKN013CB M01/M01 Q1002 TEMPO 26015MPS 1500 SHSN BLSN BKN005 RMK QFE742/0989 21290060 30750029
Wind 6 m/s (gusting to 9m/s) at 240 degrees; Visibility: 10 km or more; Clouds: Broken, at 1300 feet above aerodrome level, cumulonimbus; Temperature: -01 degrees Celsius; Dewpoint: -01 degrees Celsius; QNH (Sea-level pressure): 1002 hPa; The following weather phenomena are expected to arise temporarily: Wind: 260 degrees, Speed: 15 m/s; Visibility: 1500 m; Weather: Showers of Snow; Clouds: Broken sky, at 500 feet above aerodrome level; Runway state: Runway 21: wet or water patches, contamination 51% to 100%, deposit less than 1 mm deep, friction coefficient 0.60

ATR-72の総生産数は261機で今回の事故で喪失機数は14機になった
事故統計では同型は3番目に事故の多い機種になる

2012年2月8日水曜日

カンタスA380主翼内に亀裂が発見されました

   

Qantas Discovers Cracking In A380 Wing Parts

aviationweek.com Feb 8, 2012

カンタスは保有するエアバスA380の一機で主翼リブの基部で髪の毛大の亀裂が見つかったため運航からはずし、エアバスが修理を勧告するかを見極めようとしている。
  1. カンタスは亀裂は「ごく小さい」として、欧州航空安全庁(ESA)が点検ガイドラインを示したもっと深刻な「第二種」の亀裂とは違うとする。カンタスが発見したのは合計2,000のリブのうち35の基部部分だ。
  2. カンタスは点検記録をエアバスに送り、同社から修理の必要あり、あるいは単純に次回点検時でチェックすれば良いとの回答が来るかを待っている。どちらにせよ問題の機体は一週間以内に路線運行に復帰する見込み。
  3. 同機登録番号VH-OQFは1月7日にインド上空で大規模なタービュランスに遭遇している。シンガポールで目視検査を受け、シドニーへの飛行は許可された。ただし、エアバスからは「追加的に予防検査」の要請が来たという。
  4. そこで検査したところ、毛髪状の亀裂が複数発見された。カンタスは亀裂は1月7日のタービュランスとは無関係とのこと。.
  5. 同様の毛髪状の亀裂は別の機体VH-OQAでも発見されている。同機は2010年11月4日にエンジン部品の脱落事故を起こしており、シンガポールで点検を受けていた。
  6. 今のところこの二機のカンタス保有機でのみ亀裂は見つかっている。EASAが求めているのは1,300飛行時間のサイクルでA380の点検をすべしというもの。カンタスのA380は各機まだこのサイクルまで飛行していない。
  7. VH-OQAの亀裂はすでに修理済みだが、同機はまだシンガポールに駐機している。カンタスから本誌に同機は3月末にオーストラリア本土に戻す予定との発言があった。ただ同機はテスト飛行をまだ開始していない。

2012年1月23日月曜日

A380主翼亀裂の検査対象は20機 EASAのAD内容について

                             

EASA Sets Guidelines For Inspections Of 20 A380s

aviatonweek.com Jan 23, 2012                                                         
世界中で運用中のエアバスA380およそ60機のうち20機が欧州航空安全庁(EASA)の滞空改善命令)(AD)の対象となり,主翼内構造部分rib-feetで亀裂が発生していないかを検査することになった。
  1. 同 ADは先週金曜日に発表され、A380のうち飛行サイクル1,800回以上の機体について14飛行サイクルあるいは4日以内に目視検査が必要としている。 また、飛行サイクルが1.300回から1.800回の機体については六週間あるいは84サイクル以内に目視検査が必要としている。
  2. A380 を最初に就航させたシンガポール航空と同機の最大の運航者であるエミレーツ航空がこの影響を受けている。エールフランスのA3801号機も点検を受ける必 要がある。このうちシンガポール航空はAD発表の前からすでに検査を開始していたが、検査を実施しても日常運航に支障はないといsている。
  3. こ れに対してエミレーツからは先週金曜日にすでに一機を検査し、次の機体の検査も予定していると発表。検査工程では主翼内燃料タンクを一度カラにし、アクセ スパネルを開ける事が必要。現地規則により検査の完了には一日では足りないことも想定される。仮に修理が必要となると数日がかかる。
  4. 問 題はL字型ブラケットでこれが主翼の表面を主翼内リブに接続しているのだ。主翼にそれぞれ2・000個のL字型ブラケットがあり、主翼内には60個のリブ があり、各リブに30から40個のブラケットが使用されている。そのため単一のブラケットの不良は直ちに安全問題とは受け止められない。
  5. エ アバスの主翼構造の専門家は亀裂発生は飛行安全に支障を与えないとし、仮に亀裂が見つかってもまず修理が可能だという。より長期的には将来にわたりストレ スによる亀裂が発生するのを予防することが必要と説明する。この解決策が恒久的な解決策になるのか、中期的な解決になるのかは議論の余地がある。その原因 を解明すべくエアバスは一機を使い、主翼の耐久荷重そのものに誤りがあったのかを検証中だ。ただ同社は亀裂の発生原因を製造中の要因に求めている。つま り、ブラケットに荷重をかけすぎたまま主翼表面とリブが取り付けられたと解析する。
  6. EASAによると今回のADは緊急対策としての中間アクションの位置づけだという。ただし調査結果次第でそれ以上のアクションの必要性を検討する、としている。
  7. 今 回のADの対象となる20機のA380以外には検査の対象は広がらないと見られているのは、エアバスとEADSはA380フリートの長期対策を検討してい る一方、その他のA380では合計1、300サイクルに達する機体が今後6週間以内には出てこないためだとEASA関係者が明らかにした。

2012年1月22日日曜日

A380亀裂の点検を開始したシンガポール航空

SIA Starts A380 Crack Inspection

aviaitonweek.com Jan 20, 2012    

シンガポール航空は同社運航のエアバスA380の点検を開始した。これは欧州航空安全庁(EASA)の耐空性改善命令で運航会社にA380主翼部分で亀裂発生の点検を求めてきたことへの対応。
  1. 同社からは今回の点検で定期運航に支障が発生しないように計画しているという。同社の運航するA380は合計15機で常時1機ないし2機の余裕があり、点検を行っても影響はないとする。
  2. 耐空性改善命令(AD)では主に高頻度運航の機体を想定しているが、安全を考慮して同社はADの発表前に点検をすでに実施することにしていた。ADは20日金曜日に発表された。
  3. ADの前にエアバスからはEASAに対し高頻度運航の機体の主翼内L字型ブラケットに影響を与える亀裂の発生が見つかったとの報告が出ている。今回見つかった亀裂は以前の毛髪状の亀裂よりもはるかに大きなもの。
  4. こ のブラケットの点検には主翼内燃料タンクを一度空にしてから、アクセスパネルを開き、主翼内部の目視検査をする必要がある。シンガポール航空は点検の所要 時間を言及していないが、EASAにより確認された今回の亀裂では安全性には問題がないとする。主翼にはそれぞれL字型ブラケットが約2,000点あり、 そのうちのひとつに不良が発見されても機体の安全には問題がないとされる。

2026年6月7日、ドミニカ、ガルフストリームG200、緊急着陸時の事故、2名死亡

  ドミニカ共和国のラ・ロマーナ国際空港(LRM/MDLR)の29番滑走路へ緊急着陸を試みたガルフストリームG200(機体番号N318JF)が墜落し、全損した。パイロット2名が死亡した。 乗務員は飛行中の緊急事態(エンジン1基の故障とみられる)を報告し、同空港へ引き返す意向を伝え...